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OGGのつぶやき:その2 ISTのPWはすごいぞ(クラスA保証温度範囲は脅威の-200℃~600℃)
2016年08月03日
ISTのPWシリーズの許容差が適応される温度範囲は以下の通りです。
一般の薄膜抵抗素子 | IST/PW薄膜抵抗素子 | 公称クラス | ||
許容差クラス | 許容差が適応される温度範囲℃ | 許容差クラス | 許容差が適応される温度範囲℃ | |
F0.1 | 0~150 | F0.1 | -200~500 | Y |
F0.15 | -30~300 | F0.15 | -200~600 | A |
F0.3 | -50~500 | F0.3 | -200~600 | B |
F0.6 | -50~500 | F0.6 | -200~600 | C |
なんと巻線抵抗素子と同等かそれ以上なのです。(クラスA保証温度範囲は脅威の-200℃~600℃)
では、なぜこのような素子が製造可能になったのでしょうか?
それは薄膜素子のセラミック基板が白金と膨張係数のマッチングのよい特殊なセラミック基板を使っているからです。